☆博士号と認定医、教授は腕のいい歯科医のしるしか!?
よく医学博士だとか歯学博士という肩書きを目にすることと思う。
しかしこの博士号というのは、過去の研究業績に対して与えられたものであって、
歯科医師として優れている(きちんとした診断をたてられる、腕がいいなど)かどうかとは全く関係がない。
博士号を持っていても、歯科大学を卒業してから一度も歯の治療をしたことのない人もいます。
ただ博士号を持っている人でも素晴らしい歯科医師はもちろんいます。
では認定医はどうだろうか?
これはある一定以上の症例を治療しないと通常はもらえないものなので(そうでない認定医もあるようです)、
博士号よりは腕のいい歯科医師との関連がありそうですが、あまり認定医というだけで過大評価するのは考え物だと思います。
実際、一部の学会ではもう時代遅れになった治療法をある一定数以上こなさないと認定医になれません。
これでは良心的な歯科医はいつまでたっても認定医になれないのです。
また学会での発表や学会誌への投稿を一定数行なわないと認定医をとれない学会もあります。
しかしながら、一部の学会ではこうした学会発表や学会誌への投稿に際し、
全然関係していないにもかかわらず、共同研究者として名前だけ載せてもらっているようなことが公然と行なわれていたり、
こんな研究を何のためにやっているのか疑わしいような研究
(認定医をとるための学会発表や学会誌への投稿数を増やすためにやっているといわれても仕方がないような研究)が
あるのも事実です。
さらにはスタディグループに毛のはえたような規模のグループが学会と称し、
その中で認定医制度を作っているのもあります(ほとんど自己満足の世界)。
また信じられないかもしれませんが、研究業績だけで臨床講座の教授になった方もおり、
手術ができない口腔外科医というのもいるのです。
ただもちろん立派な認定医や教授もいらっしゃいます。
(2001年夏)
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