3か月健診が最も効果的

時々年に1度誕生月だけ歯医者に健診にいけばよいとか、6か月に1回の健診で十分だということが 健康雑誌、新聞などにも載っていますが、3か月に1回が最も歯を守るのに効果的です。
それは歯周病や予防歯科で世界の最先端を行っている スウェーデンのグループの下記論文から明らかです。
皆様が美味しく食べ楽しく笑う心豊かな現在そして未来を過ごせるようお役にたてればうれしいです。

メンテナンスの間隔について

Rosling.Nymanと
Lindhe
体系的にプラークコントロールが行われると、リコールがあまり行われなかった場合に比べて、
骨縁下ポケットの骨再生に効果があると報告した。すなわち、2年間、2週間ごとに専門家による歯面清掃を受けた実験群では、骨欠損部に骨の再生がみられた。年1回の予防処置のみを受けた対象群の患者さんでは、理想的な口腔衛生状態を保つことができず、歯周病の進行を示す結果となったとしている。
Ramfjordら 20年以上もの長期間にわたって、歯周治療に関するさまざまなアプローチを比較する臨床的な試みを行った。
歯周治療を受け、しかも予防治療のために3ヶ月間隔のリコールを受けた患者さんにとって、メンテナンス時における患者さん自身のプラークコントロールがいかなる役割を有するかについて、1982年に報告がなされた。
これによると『患者が3ヶ月間隔で専門家による歯面清掃を受けていれば、術後のポケットの深さや付着の位置の維持にとって、プラーク指数に現れる患者自身による口腔衛生はたいして問題にならないことがわかった』
そして3カ月おきのメンテナンスが続けられる限り、歯肉炎が再発してもポケットの深さや付着の位置には重大な影響を及ぼすようなことはなかった、とも報告している。
LindheとNyman(1975)
Roslin(1976)ら
術後、患者さん自身のすばらしいプラークコントロールと2週間に1度のPTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)を行うことによって、歯周疾患の進行が止まり、健康な歯周組織が完全に維持されたことを報告。
Knowles(1980)ら 3ヶ月に1度のリコールによって、同様の結果が得られたことを報告。
Nyman(1975)ら 6ヶ月に1度のスケーリングでは、歯周病が再発し、悪化したことを報告。
Roslingら 以下に述べる外科的処置のいずれかひとつを受けた5群の患者についての報告をした。
すなわち、骨欠損部の除去を伴う歯肉弁根尖側移動術、ポケット掻爬を伴うWidman手術、ポケット掻爬を伴う歯肉切除術のいずれかである。
すべてのグループは24ヶ月間、2週間ごとに専門家による歯面清掃を受けた。
その結果は、用いられた外科処置の手法に関係なく、このようなメンテナンスケアを行うことによって、さらなる歯周組織の破壊は避けうることを示していた。
Hamp.Nyman
およびLindhe
歯周治療終了後、5年経過した100人の患者さんについて調べた結果、3~6ヶ月間隔のメンテナンス治療と『徹底的な口腔衛生』を実践すれば、分岐部病変の進行を止めることができると報告している。

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